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浅倉久志『ぼくがカンガルーに出会ったころ』
¥1,600
ヴォネガット、ディック、ラファティ、ギブソンなどの翻訳を手掛けた浅倉久志。SFを中心に、2010年に亡くなるまで、数限りない翻訳書を残した彼が、自分名義で唯一出版したエッセイ集。自伝的なエッセイをはじめ、訳書に付したあとがきや解説、膨大すぎる翻訳作品リストなども収録されています。 2006年/国書刊行会 装丁:和田誠 サイズ:20cm×14cm×2.8cm ページ数:3487p ハードカバー コンディション : B カバー上辺のシワ、全体的にツカレありますが、きれいです。
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川本三郎『'80年代 都市のキーワード』
¥1,000
旧人類を自称する川本が、新人類の時代=80年代にさまざまな雑誌に書いたエッセイや評論を「都市」「ビデオ」「小劇場」「カタログ」「宗教」「グルメ」といったキーワードで再分別したアンソロジー。 例を挙げると───「死」というテーマで収録された「死が再び語られはじめたことの意味」(雑誌『選択』1985年1月号)では、大ヒットしていた伊丹十三『お葬式』に端を発し、藤原新也の『東京漂流』、フィリップ・アリエスの『死と歴史』を紹介し、大友克洋『AKIRA』を残酷な死がふんだんに描かれている"死臭ただよう"作品……と解説している。 "社会全体が進歩や繁栄や力の論理を信じているときには、どうしても死の価値は低下する。死は生のすみに追いやられてしまう。死は人生の失敗を意味するものになる。しかし、社会がより深い精神性を求める成熟期に入るとひとは死を拒否せず静かにそれと向かい合おうとする。死を生の連続性でとらえようとする"(p.200) 1986年/TBSブリタニカ 装幀:松田行正 サイズ:19cm×13cm×2cm ページ数:272p ソフトカバー コンディション : B
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高橋悠治+坂本龍一『長電話』
¥4,000
坂本龍一が設立した出版社「本本堂」からの第一弾。高橋悠治と教授が3日間、石垣島に滞在し、客室内の電話を使って述べ4回、対談したものを脚注付きで再構成した名著です。 2024年に「坂本文庫」より復刻されましたが、教授の手による凝った装釘は復刻版では"再現"されませんでした。ぜひ、オリジナルを手にとって欲しい。 ちなみに、発行人に名を連ねている「坂本敬子」とは教授の母。 1984年(初版3刷)/本本堂 装丁:坂本龍一 シールデザイン:奥村靫正 サイズ:20cm×13cm×1.4cm ページ数:232p ハードカバー コンディション : B プラスチックカバーに破れあり。 全体にヤケがありますが、本文書き込みなく綺麗です。
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マリリン・バーンズ『自立する子どもになろう(子どものためのライフ・スタイル)』
¥800
著書『考える練習をしよう』(晶文社)で有名な教育研究家、数学指導者のマリリン・バーンズ。原題は"I Am Not a Short Adult!"(わたしたちは小さな大人じゃない!)。ただし、実際は非常に逆説的。子供を子供というテンプレート(=大人が取り決めた型)に当てはめるのではなく、大人と共存している別の"種族"として子供の存在を捉え、家族や法律、経済やメディアがどういうかたちで存続し、そのなかでどう生きるべきか、を問いかけるように書かれているのが斬新。 子供だけでなく、子供のマインドを持ったまま大人になってしまったあなたにもおすすめです。 1985年/晶文社 絵:マーサ・ウェストン 訳:永田美喜 ブックデザイン:平野甲賀 サイズ:26.5cm×19cm×1.5cm ページ数:128p ハードカバー コンディション:B 裏カバーにヨレ、見返しに値札の剥がし跡
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赤瀬川原平『外骨という人がいた!』
¥1,100
赤瀬川原平が美学校で行なった「宮武外骨」についての講義を元に書き上げた、オール・アバウト・外骨。 外骨が官憲からの弾圧を受けながら出版していた『滑稽新聞』『スコブル』の世界が、赤瀬川流に解析されていくうち、やがて赤瀬川自身が外骨と"同化してしまう"(どうかしてしまう)というメタ的な読み物。 目次 宮武外骨ってこれ、人の名前か何なのか スコブルおかしな雑誌である 入獄4回、罰金と発禁で29回 むしろ滑稽投票を可とす 私はまだ女子大生にはなりたくない! 私、ついに外骨となる! いよいよ「滑稽新聞」である 紙の上のパフォーマンス 文字のツラで意味の世界をぶっ叩く 死とエロス、そして死とグロス 闇に隠れた門の中の音は見えない 明治空間へのワープ 外骨先生かく語りき 1985年/白水社 ブックデザイン:東雪見 サイズ:19.5cm×13.8cm×2.8cm ページ数:333p ハードカバー コンディション : B 小口にシミ、ページに退色、帯に補修跡
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植草甚一『衝突と即興=あるジャズ・ファンの手帖』
¥1,000
植草甚一、3冊目のジャズ・エッセイ集。 主にフリージャズについて書かれているが、後半にはニューロックに関する文章も。 お得意のコラージュ作品、11点収録。 1973年/スイング・ジャーナル社 装釘:多田進、溝口実 サイズ:四六判×2.8cm ページ数:419p ハードカバー コンディション : B ページ、小口にシミ、退色。 手製のビニールカバーがかかっています。
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植草甚一『ぼくのニューヨーク案内』
¥800
植草甚一スクラップブック㉝ 1974年の春、植草翁は66歳にして、初めてニューヨークを旅する。約3ヶ月半に及んだ長期滞在の成果を、帰国後に雑誌や新聞にエッセイとして多数発表。その集大成となったのが、この『ぼくのニューヨーク案内』だ。 1978年/晶文社 ブックデザイン:平野甲賀 サイズ:四六判×1.5cm ページ数:232p ソフトカバー コンディション : B 経年によりシミや退色はありますが、全体的にきれいです。
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リンダ・ラブレイス『ディープ・スロートの日々 : リンダ・ラブレイス自伝』
¥2,800
伝説のハードコア映画『ディープ・スロート』(1972年)で一世風靡した女優、リンダ・ラブレイス。DVによって夫であるチャック・トレイナーに支配された彼女は、彼に言われるがままポルノの世界に身を投じる。秘技"ディープ・スロート"を武器に時の人となるが、壮絶な人生をこの自伝で暴露し、アンチポルノの活動家へと転身する。 表紙イラストレーションは角川文庫の横溝正史シリーズで有名な杉本一文。 1980年/徳間書店 サイズ:26.5cm×19cm ページ数:294p ソフトカバー コンディション : B
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沢村貞子『私の浅草』
¥400
1978年/暮しの手帖社 装釘・装画:花森安治 サイズ:四六判 ページ数:261p ハードカバー コンディション : B(本文を読むのに問題ありません) カバー破れ、裏見返しに日付の書き込みなど 目次 あたりみかん 銭湯 初詣で 駄菓子屋騒動 源水のこままわし 亡者おくり どんどん焼き 浅草の家 男の年令 たかが亭主の浮気 ───など、74編のエッセイを収録。
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呉智英『現代マンガの全体像』
¥1,000
60年代に大手出版社が相次いで週刊少年/少女マンガ雑誌を創刊。それと並行する形で『ガロ』や『COM』のような作品性を重視した非商業主義的なマンガ雑誌が誕生する。 70年代に入って、オイルショックが出版界全体に悪影響を及ぼしたが、マンガ雑誌は部数を伸ばし、いわゆる四大少年誌(ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオン)は各数百万部を売るようになる。 そんな中、マンガや作家に対する評論も盛んに行われていたが、呉智英(1946年〜)のような戦後生まれの評論家が登場し、マンガ評論自体を評論/批判するようになった。 マンガやアニメは日本が誇る文化だ───こんななフレーズはすっかり手垢が付いてしまったけれど、では、なぜそう言い切れるのか? という問いに、呉ほどの熱量で答えた人は、本書出版から40年近く経った今でもいないと思う。 特に、第1部「現代マンガの理論」に収められた〈表現内容のための理論〉と〈表現構造のための理論〉という2つの考察は圧倒される。 目次 第1部:現代マンガの理論(マンガ評論はどのようになされてきたか;マンガ評論の現状;現代マンガのための理論) 第2部:現代マンガ概史 第3部:作家論・作品論(手塚治虫、楳図かずお、藤子不二雄、水木しげる、大友克洋、蛭子能収、ほか) 1986年/情報センター出版局 カバーデザイン:坪内祝儀 サイズ:18cm×13cm×2cm ページ数:286p ソフトカバー コンディション : B ページ折れ、線引きが一箇所あります
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ジェリー・ルービン『やっちまえ DO IT! 革命のシナリオ』
¥3,000
アビー・ホフマンらと共にYIP(青年国際党)を結成。1967年のシカゴ暴動を主導したとして起訴された"シカゴ7"の一員だった、ジェリー・ルービン。社会活動家として最も脂が乗り切っていた1970年に出版した代表的名著。カバーや装幀などオリジナルに準拠して作られた日本語版。 共訳:田村隆一、岩本隼 解説:金坂健二 1977年/都市出版社 サイズ:13cm×19.5cm ページ数:429p ソフトカバー コンディション : B キズ、スレ、天地小口にヨゴレ、ヤケ、シミ