13の質問編集室・編『最後のテレビマンに愛をこめて』
¥1,650 税込
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編集協力、および執筆(エッセイ&脚注)を担当しました。
13の質問編集室・編
阿部純、浦谷年良、大西隼、キメンティ・パトリック、毛原大樹、今野勉、高橋渉、谷口愛、中村市子、中村佑子、水野祐、水本アキラ
編集協力:水本アキラ、谷口愛
デザイン:イワフチメグミ
イラストレーション:毛原大樹
サイズ:四六判・全114ページ・帯付
価格:1,650円(税込)
内容
映画監督/俳優/エッセイストとして知られる伊丹十三。
あまりにも多彩な顔をもつ才人だが、権利関係などの問題から再放送や配信がままならず、テレビ・ドキュメンタリストとしての伊丹の姿はいまだに全貌が明らかになっていない。
そんなテレビマン時代の伊丹と共に歩んだディレクター/プロデューサーたちと、彼を敬愛する若きファンとの対談、エッセイをまとめたリトルプレスが『最後のテレビマンに愛をこめて 「伊丹十三への13の質問」から13年』である。
伊丹流のTVドキュメンタリー作法を確立した『遠くへ行きたい』ほか、『欧州から愛をこめて』『天皇の世紀』『アートレポート』など数々の名作番組も仔細に紹介。
目次
Chapter 1:座談会 伊丹十三への13の質問
Chapter 2:今野勉・浦谷年良への13の質問
Chapter 3:座談会 テレビマンとしての伊丹十三
Chapter 4:座談会 私的上映会2023
エッセイ:私の好きなテレビマン伊丹十三の仕事
『遠くへ行きたい』 谷口愛、中村市子、高橋渉
『私がつくった番組 マイテレビジョン』 大西隼
『天皇の世紀』 毛原大樹、阿部純
『欧州から愛をこめて』 パトリック・キメンティ
『伊丹十三の古代への旅』 水本アキラ
『アフタヌーンショー』『アート・レポート』 中村佑子
執筆者プロフィール
(50音順)
阿部純(メディア研究)
1982年生まれ。京都メディア研究会メンバー。墓のメディア文化史研究に始まり、現在は「良い暮らし」研究に従事。
浦谷年良(テレビ演出家)
1947年生まれ。元テレビマンユニオン副社長。代表作に『ちゃんばらグラフィティー斬る!』『もののけ姫はこうして生まれた』『13の顔を持つ男 伊丹十三の肖像』等。
大西隼(ディレクター・プロデューサー)
1980年生まれ。『地球タクシー』、『欲望の資本主義』(ともにNHK)。
キメンティ・パトリック(研究員)
1991年生まれ。専門はメディア研究、日本文学研究。 現在、ハーバード大学で博士論文を執筆中。
毛原大樹 (ラジオ・アーティスト)
1982年生まれ 京都メディア研究会メンバー。『コジマラジオ』『最後のテレビ』をはじめとするマイクロ「電波」メディアの実践研究者。
今野勉(演出家)
1936年生まれ。テレビマンユニオン最高顧問。放送文化の分野で初の文化功労者。代表作に『遠くへ行きたい』『欧州から愛をこめて』『海は甦る』ほか多数。
高橋渉(テレビディレクター/テレビマンユニオン)
1995年生まれ。『夢のオーディションバラエティ ドリーマーZ』(テレビ東京) 、『魔改造の夜』(NHK)
谷口愛(編集者)
1983年生まれ。文芸誌「文藝」を中心に、雑誌・書籍の編集に携わる。ZINEの制作&収集が趣味。
中村市子(テレビディレクター/テレビマンユニオン)
1985年生まれ。『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』(NHK)、『女はパンで島へ事故』(短編映画)
中村佑子(作家・映像作家)
1977年生まれ。映画『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』、著書『マザリング 現代の母なる場所』『わたしが誰かわからない ヤングケアラーを探す旅』。
水野祐(弁護士/シティライツ法律事務所)
1981年生まれ。著書『法のデザイン −創造性とイノベーションは法によって加速する』(フィルムアート社)、連載『新しい社会契約(あるいはそれに代わる何か)』(WIRED JAPAN)
水本アキラ(編集者・DJ)
1969年生まれ。近刊は『YURIKO TAIJUN HANA 武田百合子「富士日記」の4426日』。
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